
換気扇フィルターのベタベタは、油汚れが原因である可能性が高いです。
換気扇は、料理の油煙を吸い込むため、油汚れが溜まりやすいです。油汚れが溜まると、ベタベタして落としにくくなります。
換気扇フィルターのベタベタ汚れを落とすには、以下の方法があります。
重曹を使う
重曹は、アルカリ性洗剤で、油汚れや水垢、カビを分解する効果があります。
換気扇フィルターを外して、重曹をまぶす。
10分ほど放置する。
水で洗い流す。
クエン酸を使う
クエン酸は、酸性洗剤で、水垢を溶かす効果があります。
換気扇フィルターを外して、クエン酸をかける。
30分ほど放置する。
水で洗い流す。
専用の洗剤を使う
換気扇フィルター専用の洗剤も販売されています。
洗剤の説明書に従って、洗剤を使いましょう。
換気扇フィルターのベタベタ汚れを放置すると、換気扇の性能が低下したり、故障の原因になったりすることがあります。定期的に掃除をして、汚れを溜めないようにしましょう。
以下に、換気扇フィルターの掃除の頻度の目安をご紹介します。
油汚れが多い場合
1週間に1回程度
水垢やカビが気になる場合
1ヶ月に1回程度
換気扇フィルターの掃除は、以下の手順で行います。
電源を切り、コンセントを抜く。
換気扇フィルターを外す。
汚れを取り除く。
換気扇フィルターを乾かす。
換気扇フィルターを元に戻す。
汚れがひどい場合は、数回に分けて洗いましょう。
重曹やクエン酸を使ってもベタベタ汚れが落ちない場合は、換気扇フィルターが劣化している可能性があります。新しい換気扇フィルターに交換しましょう。
油汚れにはアルカリ性洗剤が効果的です。油は酸性なので、アルカリ性洗剤で中和することで落ちやすくなります。
アルカリ性洗剤は、こびりついた油汚れをしっかりと分解してくれるのが特徴です。しかし、刺激の強い成分が配合されているため、手肌や皮膚への影響も強いと言われています。使用の際はゴム手袋を使用するように心がけましょう。
食器用洗剤は多くが中性で、油と水をなじませる力は強い一方で、油を分解する力はありません。
アルカリ性洗剤は強力なので、ゴム手袋をしっかり着用しましょう。
アルカリ性洗剤には、重曹やセスキ炭酸ソーダなどがあります。
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重曹水を汚れに吹きかけて、キッチンペーパーで覆って30分~1時間ほど置いた後、水拭きするときれいになります。
また、重曹を少量の水に溶かした「重曹ペースト」もおすすめです。汚れた部分にペーストを塗って、上からスポンジなどでこすりましょう。
クエン酸と重曹を合わせると、汚れを浮かせる働きをしてくれるので便利です。
頑固な油汚れは、湯に長時間漬け込んでおくことで落としやすくなります。(フィルターが溶けるほどの熱湯は避けましょう)