
こんな状況って、何が原因?
また「キッチンで、冬に音が出ていたけど、夏になったら音がなくなった」という場合、換気扇内部にびっしりと油汚れがついているケースがあります。
換気扇から「キーン」「きゅるきゅる」「シュシュシュシュッ」という異音がする場合、主な原因は以下の2つです。
加えて、冬限定で音が出る場合「換気扇の油汚れがひどい」のが原因ということがあります。
軸の潤滑油不足
換気扇の回転軸には、スムーズに回転するように潤滑油が塗られています。この潤滑油が不足すると、軸が摩擦で擦れてしまい、キーン、きゅるきゅるという異音が発生します。
モーターの故障
モーターが故障すると、回転が不安定になり、キーン、きゅるきゅるという異音が発生することがあります。
異音の原因を特定するためには、換気扇を分解して、軸の潤滑油の量やモーターの状態を確認する必要があります。
潤滑油や故障以外だと、主にキッチンの換気扇で油汚れによる異音が発生します。キッチンの換気扇は、料理の油煙を吸い込んでいるので、油汚れが溜まりやすいです。
油汚れが溜まると、軸のに油汚れがまとわりついて、摩擦で擦れてしまい、キーン、きゅるきゅるという異音が発生することがあります。また、油汚れがモーターの回転を妨げ、モーターが故障してしまうこともあります。
換気扇の異音の修理は、原因によって方法が異なります。
軸の潤滑油不足の修理
軸の潤滑油不足が原因の場合は、以下の手順で修理できます。が、感電の危険性もありますし、工具なしでは軸の部分まで分解できないことも多いです。
モーターの故障の修理
モーターの故障が原因の場合は、以下のように修理しますが、普通はモーターの交換は素人には無理ですね…専門業者に依頼するのが一般的です。
ちなみに、異音を放置するとどうなる?
異音を放置すると、換気扇の寿命が短くなったり、故障の原因になったりする可能性があります。また、異音がうるさくて、生活に支障をきたすこともあります。
異音が発生した場合は、早めに修理することをおすすめします。