
エアコンのドレンホースは、室外機から排水するためのパイプです。
ドレンホースが詰まるとエアコンに水が逆流して壊れる可能性あり。
詰まる原因は、以下のようなものが考えられます。
ホコリやゴミの詰まり
エアコンの排水口には、ホコリやゴミが溜まりやすいです。ホコリやゴミが溜まると、排水がうまくできなくなり、ドレンホースが詰まってしまいます。
水垢の固着
エアコンの排水には、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれています。これらのミネラルが排水口に溜まって固着すると、ドレンホースが詰まってしまいます。
虫や小動物の侵入
エアコンの排水口は、室外機の下部にあるため、虫や小動物が侵入することがあります。虫や小動物がドレンホースに巣を作ったり、排水口を塞いだりして、ドレンホースが詰まってしまうことがあります。
エアコンのドレンホースが詰まると、以下の症状が現れます。
エアコンから水漏れする
ドレンホースが詰まって排水がうまくできなくなると、エアコンから水漏れすることがあります。
エアコンが冷えなくなる
ドレンホースが詰まって排水がうまくできなくなると、エアコンの冷房性能が低下することがあります。
エアコンが故障する
ドレンホースが詰まってエアコンが故障することもあります。
エアコンのドレンホースの詰まりを解消するには、以下の方法があります。
ホース内に溜まったホコリやゴミを取り除くには、割り箸や掃除用のブラシで、ホース内のゴミをかきだします。
エアコンのドレンホースの交換時期は、5年を目安に交換しましょう。ホースが劣化すると、水漏れの原因になることがあります。
エアコンのドレンホースの交換のコツは、以下のとおりです。
新しいホースは、古いホースと同じサイズのものを選ぶ
ホースのサイズをしっかり確認しましょう。新しいホースは、古いホースと同じサイズのものを選びましょう。ホースのサイズが合っていないと、水漏れの原因になることがあります。接続後サイズにΦ16mmとかΦ18mmとか書いてあります。
「どんなサイズでも使えるよ」というホースもありますが、サイズを調べて同サイズのホースに交換したほうが、外れたり水漏れしたりする可能性が低くなります。
ホースの接続部をしっかりと締める
ホースの接続部をしっかりと締めましょう。ホースの接続部が緩んでいると、水漏れの原因になることがあります。
ホースを固定する
ホースを固定しましょう。ホースが固定されていないと、風圧でホースが外れてしまうことがあります。
ホースの先端から、ゴミが入らないようにする
ホースの先端を水漏れしないようにしましょう。ホースの出口に、排水溝ネットとか古いストッキングなどをつけると、虫とかゴミの侵入をある程度予防できます。ネット自体も汚れてきたら付け替えるなどのメンテが必要になります。
ドレンホース自体は安いもので、DIYで対応する人も多いですが、業者に依頼することも可能です。